ロレックスはその品質とステータス性から最も知名度の高い高級腕時計ですが、購入制限があることをご存じでしょうか?
最近その購入制限ルールが変更になり注目を集めています。
この記事では改定された新ルールの内容や適用モデル、購入制限の背景について詳しく解説します。
また、複数のロレックスを購入したい方向けにどうすれば購入制限を回避できるのかもご紹介しますので、ロレックスを購入したいと考えている方は最後までご覧ください。
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ロレックスの購入制限は2024年12月にどう変わったのか?
ロレックスはその圧倒的な人気から、正規販売店での購入が非常に困難な状況が続いています。
その状況を緩和してより多くの顧客にロレックスを販売するため、ロレックスは以前より購入制限を設けていました。
特に人気モデルの購入条件が厳格化されたので、購入制限ルールの今までの歴史や最新の変更点、その背景について詳しく解説します。
ロレックスは2019年11月から購入制限開始
ロレックスが購入制限を導入したのは2019年11月のことです。
それまでのロレックスは特に購入制限を設けておらず、希望すれば複数本の購入も可能でした。
しかし一部の人気モデルに需要が集中し、正規販売店では常に品薄状態が続いてしまいます。
この状況は転売目的の購入を助長する要因ともなり、本当にロレックスを買いたいと願う顧客に時計が届きにくい状況を生み出してしまったため購入制限を開始する事になります。
この時のルールでは「一部の人気モデルの購入間隔が1年に制限される」「購入時には身分証明書を提示」というものでした。
この購入制限を導入した事によりある程度は購入履歴をブランド側で管理できるようになりましたが、根本的な解決には至っていませんでした。
そのため更なる対策が必要とされ、今回の2024年12月のルール改定へと繋がっていきます。
2024年12月のルール改定で何が変わるのか?
2024年12月に実施された購入制限ルールの改定は以下のようになっています。
- 1回で購入できるのは1人1点のみ
- すべてのモデルが購入制限の対象となり、購入後6か月間は他のモデルも購入できない
- 同じリファレンスのモデルは1年間購入できない
- 「購入制限厳格モデル」は他のモデルでも1年間購入できない
- 「購入制限厳格モデル」を購入すると同じリファレンスのモデルは5年間購入できない
- 全てのモデルで購入時には顔写真付きの身分証提示が必要
- 全てのモデルで支払いは本人確認書類と同一名義のクレジットカードのみ
このルール変更で全てのモデルが購入制限の対象となりましたが、中でも制限が厳格化されている「購入制限厳格モデル」は一部の人気モデルに限定されました。
エクスプローラーやシードゥエラーなどは今回の変更で「購入制限厳格モデル」ではなくなり、通常モデルと同じ取扱いになっています。
今回の変更によって今までよりもさらに厳しい購入制限が設けられ、複数本の購入や短期間での転売は非常に困難になったと言えます。
購入制限ルールが変更された理由とは?
今回の購入制限ルールが変更された理由は一言で言うと「転売対策」です。
高値で転売することで利益を得ようとする行為は、正規の価格で購入したい顧客にとって大きな障害となっていました。
そもそもこのような購入制限ルールがあるのは日本だけと言われていますので、いかに日本の転売問題が深刻かが分かりますね。
ロレックスは購入制限を厳格化することで需要と供給のバランスを管理し、より多くの顧客に適正な価格で購入する機会を公平に与えられる様にと考えています。
1年の購入制限適用モデルとは?
購入制限厳格モデルにはどの様なものがあるのかリファレンスを確認していきましょう。
コスモグラフ デイトナ
言わずと知れた一番人気のデイトナです。
Ref.126500LN
サブマリーナ
ダイバーズウォッチと言えばサブマリーナを思い浮かべる方は多いと思います。
Ref.124060
サブマリーナ デイト
こちらはサブマリーナにデイト機能を追加したモデル。
Ref.126610LN
Ref.126610LV
GMTマスターⅡ
根強い人気のGMTマスターⅡからは3つのリファレンスが購入制限厳格モデルに該当しています。
Ref.126710BLNR
Ref.126710BLRO
Ref.126720VTNR
ロレックスを複数購入する方法とは?
前述の通り2024年12月のルール改定により、ロレックスの複数購入は以前にも増して難しくなっています。
ただ転売目的ではなくプレゼント用や純粋にコレクションとして、2本目3本目のロレックスを検討しているファンもいると思います。
そういった時にどの様な方法があるのか、それぞれの方法の注意点もあわせてお伝えしていきます。
家族などに代わりに購入してもらう
ロレックスの購入制限ルールは、基本的には購入者本人の身分証明書に基づいて適用されます。
そのため家族など購入制限の対象となっていない人に代わりに購入してもらうという方法が考えられます。
この方法であればルール上問題なく購入できますが注意しなくてはいけないのが、身分証の提示やクレジットカードでの購入など正規のプロセスを踏んで購入しなくてはいけないので誰でも代わりに購入できるわけではありません。
現金を渡したりすると贈与とみなされるなど税金の事なども考えなくてはいけないので後々トラブルにならないように注意しましょう。
並行輸入店や中古販売店で購入する
ロレックスを複数購入する方法として並行輸入店や中古販売店を利用するという選択肢があります。
メーカーであるロレックスが商品を日本に輸入して正規販売店で販売する正規品に対して、ロレックス以外の第三者が海外から日本に輸入してきた商品を販売している店の事を並行輸入店といいます。
並行輸入店や中古販売店で購入する場合は購入制限ルールの影響を受けずに複数のロレックスを手に入れることができます。
こういった店では正規販売店では入手困難な人気モデルもタイミング次第で購入できる場合があります。
ただこちらの方法にも注意点が二つあり「信頼できる店を選ぶ」と「人気モデルは価格が高い」という事です。
正規店ではないので信頼できる店を選ばなければ偽物を購入する事になったり、商品状態の悪いものを購入する可能性もあります。
その点では中古ブランド品を多数取り扱っている「ALLU(アリュー)」ではロレックスの人気モデルを多数取り扱っており、正規販売店ではなかなか購入できないモデルが入荷されることもあります。
そして人気モデルであればあるほど価格が正規販売店より高額になることが一般的です。
需要と供給のバランスで価格が決まるので定価の2倍以上の価格で販売されるようなモデルもあります。
これらの方法で購入制限に縛られずにロレックスを複数手に入れる可能性を広げられます。
ただしそれぞれに伴うリスクとコストを理解した上で、慎重に検討することをお勧めします。
ロレックスの購入制限ルールは2024年12月にどう変わるのか解説!まとめ
ロレックスの購入制限はブランド価値を守るための重要な施策ですが、購入を希望する方にとっては大きな壁となることもあります。
2024年12月のルール改定では、特定の人気モデルへの制限がさらに厳格化されていますが、家族の協力や中古販売店の利用といった方法も存在します。
この記事を参考に最新のルールを理解し、理想のロレックスを手に入れる計画を立ててください。
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